初めて宣伝したいときに考える、基本広告戦略。

初めて宣伝したいときに考える、基本広告戦略。

みなさんは何かを宣伝したいときに
何からはじめますか?

私のお客さんで新規のお客さんは特になんですが
私に広告相談をする前に、そのお客さんはすでに
「何をするのか」を決めているのがほとんどです。

例えば
「ホームページを作りたい!」とか
「チラシを作りたい!」とか
どう宣伝するのか?を話す前に決めているようです。

もちろんご注文いただければ制作は可能なんですが・・・。

例えばホームページを作っても活用されない場合もあるので
そういう場合はとても勿体ないですよね。

だから制作する前にどう宣伝するのか?という
「広告戦略」がとても重要になってくると思っています。

今回は広告を制作する前に考えることをご紹介します。

あなたの売り込みたい商品はどういうものですか?

例えば
・どんな人が欲しがるものですか?
・購入価格は高いでしょうか?安いでしょうか?
・分かりやすいものですか?分かりにくいものですか?
・購入者はどんなメリットがあるでしょうか?

この辺が定まってくると次に

知ってほしい人を具体的にイメージする。

これを「ターゲット」と呼びます。

例えば
・知ってほしいのは、若い日本人女性でおしゃれな人とか
・知ってほしいのは、全世界のオジさんとか
・知ってほしいのは、地域のお母さんとか

この辺が定まってくると次に

ターゲットにどうしてもらいたいですか?

例えば
・商品を購入してほしい。
・イベントに来てほしい。
・会員登録をしてほしい。
・認知してもらいたい。
など。

この辺が定まると次に

ターゲットと接する機会は?

例えば
・若い日本人女性だったら、インスタグラムなんかよく見てるな〜。
・全世界のオジさんなら、WEB NEWSとかYoutubeなんかみてるだろうな〜。
・地域のお母さんなら、地域の看板とかチラシとか見てるかな〜。
とか。

 

いろんなお客さんと接していると上記のような「広告を作る前の段階」を把握されていないことが多いです。先日も50代60代女性に売れている商品でホームページを作りたい!とご相談がありました。よく話を聞いてみるとWEBで注文するような商品ではないというのと、50代60代女性はホームページを見ないのでは?ということがありました。みなさんは売上の中から何%かの広告費を使って、商品を知ってもらおうとします。当たり前ですが、その限りある広告費を少しも無駄にはしたくないですよね?でも広告って無駄が多いんです。数百万円使って告知しても、反応が数人ってことも多々あります。だから方法を間違えると無駄が増えてしまうんですね。そうならない為にも、「商品」「目的」「ターゲット」「媒体」がとても大事なんです。この他にも「時期」とか色んな要素があったりもしますが、基本この4つを理解してほしいと思います。これを吟味した上ではじめて「広告クリエイティブ」に着手できることになります。

テクノロジーが進化し、IT関連の広告はとても人気がありますし、効果も期待できます。でも人気があるということは競合が多く、埋もれてしまう可能性も多くなります。競合と同じことをしても有利には働かない。であれば独自の視点を活かし、隙間を見つけトライしていく。そういう広告戦略が消費者には響くのではないかと思っています。

ターゲットに見つけてもらって、気に入ってもらう。それが全てです。
見た目、出会い方、信頼、安心。
そう、意中の人を落とす時のように!

皆さん、素敵な水曜日を!